会長挨拶

進むべき道

愛媛県病院薬剤師会 会長
田中 守

 愛媛県病院薬剤師会総会に於いて、平成28-29年度の新会長に選任されました。前任の荒木会長は6期12年間にわたり病院・診療所の薬剤師が向上するための基盤を築き、専門職として薬剤師が責任を果たすには継続した学習が必須であることを講演会・研修会、学会開催で道を示されました。その道と諸先輩方が築き上げた人と施設のつながりを引き継いでまいります。本年度は新たに副会長(中予支部長)として済生会松山病院の町田仁先生、副会長(南予支部長)には市立宇和島病院の竹内信人先生が就任され、2期目の副会長(東予支部長)済生会西条病院の浅川隆重先生とともに、新たな理事、委員の先生方にもご協力いただき、新体制ではありますが奮励努力する所存ですのでどうぞお願いいたします。
 さて、平成28-29年は医療にとっては今まで以上に重要な時期となります。平成30年度は診療報酬と介護報酬ダブル改定に加えて、第7次医療計画・第7期介護保険事業(支援)計画・第3期医療費適正化計画がスタートします。改定前の年は如何にして薬剤師業務を認めてもらうために薬学的介入、チーム医療や地域包括ケアでの薬剤師の価値を示すエビデンスが必要となります。今後の医療・介護施策において極めて大きな節目となると考えられますことから、当会としても重要なポイントを定めて対処する所存です。
 一昨年度から愛媛県病薬と県薬が共同開発した愛媛県プレアボイドシステムの利用しています。本システムでは、薬学的介入情報を共有し、かつ数値化することで病院・保険薬局機能の向上を図ることを目的としています。現在、この集積したデータから論文としてエビデンスが創出されています。本年度は東予・中予・南予においてプレアボイド普及活動として事例報告研修会を実施いたします。プレアボイド登録施設でない方は、是非、講演会で実際の取り組みを見たうえで、プレアボイドシステム施設登録をお願いいたします。プレアボイド情報を共有・活用、当会の講演会・研修会等で研鑽し、医療現場で経験を積みながら、多職種の中で知識を扱うリーダーとして醸成することを期待しています。

 最後になりましたが、愛媛県病院薬剤師会として病・診のみならずALL薬剤師での活動を今以上に活性化するために努めてまいりますので、会員の皆様におかれましては、ご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。